2012年5月18日金曜日

裁判員64% 死刑関与に肯定的

 裁判員制度が見直しを規定された施行3年を21日に迎えるのを前に、毎日新聞は全国の裁判員経験者のうち連絡先の提供に同意した人にアンケートを行い、467人から回答を得た。死刑を求刑されるような事件について、50%が「関わった方がいい」とし、「関わった方がいいが判決は全員一致とすべきだ」との回答も14%。約3人に2人は死刑求刑事件への国民の関与を肯定的にとらえていた。また、現役裁判官のうち10人がインタビューに応じ、「法廷が真剣勝負の場になった」などと変化を語った。
 死刑求刑事件への関与については男女差があった。男性は55%が「関わった方がいい」と回答したが、女性は41%。逆に「対象事件から外した方がいい」としたのは男性13%、女性18%だった。
 裁判官へのインタビューでは、従来の書面中心の審理から一般市民に分かりやすいように法廷での尋問などを重視する審理に変わったことで、裁判自体が活性化していることをうかがわせた。大阪地裁の近道暁郎(こんどう・あきお)判事(38)は「法廷で生の証言が出てきて、真剣勝負の場になっている」と話す。名古屋地裁の新井紅亜礼(くあら)判事(39)は「本来当たり前の姿でしょうが、法廷で心証がとれるようになり、誤解されるかもしれませんが法廷が面白くなった」と述べた。
 公判が集中審理となったことにも裁判官は激変を実感。福岡地裁の野島秀夫・部総括判事(55)は「首都圏連続不審死のような事件は昔なら1審だけで5年はかかるのに100日で終わっている。裁判員の負担は大きいと思うが、従来成し遂げられなかったことが市民の助けを借りて実現できている」という。東京地裁の若園敦雄・部総括判事(53)は「以前は大先輩方が何十年も積んできた石垣の上にいたようなものだが、その土台が全部なくなって今(新たに)作っている」と語る。
 裁判官の「堅いイメージ」を拭うための苦労も浮かぶ。東京地裁の友重雅裕判事(41)は「裁判官は宇宙人みたいなイメージで『テレビ見ないんですよね』『居酒屋なんて行かないんですよね』という裁判員の方もいる。昼休みや休憩時間に積極的にコミュニケーションを図り、まずご理解をいただくことから始まる」と話した。
 裁判官は、判決文に記したこと以外は説明しないという「裁判官は弁明せず」を不文律とし、自身の経験を公に語ることは極めて異例。それでも10人が応じたのは、制度を国民に定着させたいとの強い思いが背景にある。
 友重氏は「施行時より『見て聞いて分かる裁判』への意識が薄まっている。原点に立ち返る必要がある」とし、野島氏も「これからが正念場」と語った。


☆☆☆中学生☆☆☆
中3
【社会】『戦前/戦後の日本』
学校を待っていると入試に間に合わないので、一次世界大戦~戦後に入ります。
神奈川中KOさんはノートを写させて貰って下さいね。


☆☆☆高校生☆☆☆
東海大高3年
【英語】『学校ワーク』
提出があるとのこと、質問はなかったね。
大丈夫でした?

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