■5時半起き、夜9時半には床の中。冬休みも夏休みも同じリズム
夜明け前の真っ暗な時間に家を出て学校へ。授業を終えて、吹奏楽の部活にいそしみ、とっぷりと日の暮れた夜に帰宅する日々。県立山形東高校出身の森一貴さん(教養学部3年)が夕食と入浴をさっさと済ませた後にしたこと、それは勉強……ではない。睡眠だ。毎晩9時半には床の中だった。朝は5時半に起きて、5時56分の始発電車に乗った。
森さんは高校時代、自宅では勉強しなかったという。
「家には寝るためだけに帰っていましたね。パソコンやギターなど、部屋には自分の好きなものがあって、どうしても勉強には集中できなかったんです」
では、いつどこで勉強をしたのか。
「通学に1時間半かかる電車の中です。最寄り駅は、2両しかないローカル線の始発駅なので、席に座ることができます。鞄を膝に置いて、それが机代わり。ガタゴト揺れるし、通勤通学者で混雑するので集中できる環境とは言えませんが、じきに慣れます。立って勉強している同級生に比べればずっとましです。学校に到着後、始業までの1時間も勉強時間にあてました。そのために始発に乗るんです。ウチの高校は部活をしている生徒がほとんど。電車通学者はみな同じように自主的に朝勉していました」
母校の校是は「文武両道」「質実剛健」「自学自習」。そして、それと同じくらい重視していたのが「3点固定」だったという。つまり、起床時間、就寝時間、勉強を始める時間の3点がブレないようにせよということだ。
これが、できそうで、できない。でも森さんは1年から3年まで、その3点の「リズム」を守り通すことに徹した。夏休みなどの長期休業のときも、である。ついでに言えば「授業は絶対に寝ないで、よく聞く」ことも徹底した。
「授業を聞いていれば、わからないところを自分で把握できるんです。それがわかれば勉強の効率は俄然高まりますからね」
授業で寝ないためにも、睡眠をたっぷりとる必要があったのだ。
結局こうした基本の習慣の徹底こそが、東大合格の栄誉をもたらしたといえる。
中学ではたいてい学年1位だった森さんだが、高校最初の試験では240人中127位に沈んだ。真ん中以下だったことがショックで、そこからコツコツ朝勉を続けたのが功を奏し、じわじわ順位を上げ、高2で30位台に、高3の4月には学年トップになったこともある。部活が終了したのは高3の7月。それ以降は、1日12時間の勉強を自分に課した。
「3年生まで部活を続ける生徒がほとんどでしたが、それでも6月には大半の部が終わります。この1カ月の差というのは、受験生には大きいんですよ。遅れを取り戻さなければならないという焦燥感に苛(さいな)まれるんですが、勉強するしかない。だから、夏休み中も毎日同じ始発電車で学校へ行って、朝の7時から夜8時くらいまで勉強しました。先輩たちがそうしているのを見てきたし、そんな3年生がたくさんいて、よし勉強するぞ、という空気が充満していましたね。まさに“夏の陣”の様相でした。だから僕も、今から巻き返すぞ、と思えたんです」
■同じ問題集を3回やって自信に
森さんの勉強方法はいたってシンプルだ。同じ問題集を3回繰り返したのだという。数学ならば『オリジナルスタンダード』。
「1回目にできないところが2回目にはできている。あ、着実に伸びてる、という実感が自信につながっていきました。同じ問題集だからこそ味わえた実感だったと思います」
授業を重視していた森さんは、数学の問題に当たるときも、習ったことを忠実に、パターン化しながら解いていったという。
「自分はひらめき型じゃない。問題をしっかり読んで、ノートに写して、何を問われているのか、どう解決していくかを、グラフ化したり、図解したり、見える化しながら解いていきました」
それは数式であっても、「まるで日本語で説明するような感じ」なのだという。
ちなみに森さんが夏休み中に勉強していたのは、ふだんはイベント時しか使われない「第一多目的室」。教室や廊下で勉強する者もいたが、とりわけこの部屋には多くの東大志望者がいた。その数、30人ほど。いわば東大部屋ともいえるこの教室で切磋琢磨したり、悩みを相談したりして、例によって夜、帰宅する。
「帰りの電車内は友達と雑談しましたし、昼間は時々、後輩を誘って食事やカラオケに行ったりもしました。ストレス発散も大事ですからね」
自分が集中できる場所を知る。自分の弱点を知る。そして、ほどよいストレス発散。
「受験勉強では、自分を客観視できることが必要だと思います」
森さんの「独学の極意」だ。
☆☆☆小学生☆☆☆
中受験
【算数】『数列』『組み合わせ』
今日は数列組み合わせに時間を取られて漢字ができませんでした
組み合わせ、数列共に中学入試特有の範囲です
必ず宿題を通じて復習しておきましょう
☆☆☆中学生☆☆☆
中3
【数学】『三角比』『平面上の点の距離』
三角比は単体の問題ではなく組み合わせの問題が解けるように
点と直線の距離は公式でなく図で覚えて下さい
【理科】『天体』
今日も先週の続き
此処は常識的なところだからサクッと終わらせますよ
☆☆☆高校生☆☆☆
住吉高2年
【数B】『ベクトル』
お休みの間に全く進めていないね…
なんとか内積まで終了
東海大高3年
【数学】『常用対数』『微分』
常用対数はlog(対数)スケールといって大きな数字を扱う際に出てきます
一般常識というにはちょっと高度ですが知っていて損はありません
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